どうもどうもの足立です🫡
皆さんゲリラ豪雨に洗濯物やられてませんか~?
足立は室内干し派なので安心してください😁
さてさて雨降って地固まるという事ですが、塗装屋さんにとって外装工事(屋根も)の時って天気予報とにらめっこしてるんですが、予報で夕立やゲリラがやってきそうな時は雨に降られても良いように乾燥時間を考え作業を進めたりもします。
足立が駆け出し職人の頃は外壁の塗装にはラッカー系塗料を使用していたので乾燥も早く雨に降られそうな時でも大急ぎで塗り終えて無事だった事も思い出にあります。
特に新築の吹付作業などでは水性のアクリルタイルと呼ばれる材料で凹凸(玉)模様を吹き付けてからラッカー系のトップコートを吹き付けていました。アクリルタイルは乾くと凄く硬くなるのですが、硬化した後も雨に打たれたりすると表面が軟化してしまい雨水で流されたり雨だれの跡がついてしまうなんて事もありましたが、アクリルタイルを吹き付けたすぐ後にラッカー系のトップコートを塗装しておけばアクリルタイルを保護してくれて雨で流される事もなかったのです😊
しかし昨今の環境問題や石油製品の高騰により水性塗料の品質向上が各メーカーよりなされ、外装に使う塗料の多くは水性塗料へと移り変わっていきました。
ラッカー系(油性塗料)は水と油を想像してもらえばわかりやすいと思いますが雨水と混ざることなく逆に弾いてくれるのでアクリルタイルが雨水に侵される事がなかったと言えます。
けど水性塗料は触指乾燥という指で触っても(割とグッと押しても)手につかない程度まで乾燥していないと夕立やゲリラに見事に流されてしまいます。
水性塗料が雨に打たれ流されると養生(ビニール)の中に浸透してしまいサッシや床のコンクリートを汚してしまったりします。
これがまた中々取れない汚れになるのでシンナーで拭いたり、コンクリートの床を塗装して綺麗にしたりと厄介な事になるのです。
夕立の多い夏だけの話ではなく塗料の乾燥に時間のかかる冬でも塗装職人たちは雨雲レーダーをしょっちゅう確認しています。
ただ現在はホルムアルデヒド(シックハウス)の観点からラッカー系塗料はあまり建築では使われなくなりましたが、一般的にいうペンキとは弱溶剤塗料と言われ灯油の様な臭いがするものを使用しています。
弱溶剤塗料はラッカー系塗料に比べ乾燥が遅いので乾く前に雨が当たるとブツブツ・ザラザラとした雨の跡が出来てしまいます😅
これまた表面を綺麗に治すためにとても大変な手間ががかるんです😂
っていうか雨降って地固まる話やないんかい!!!!!!
というツッコミが聞こえてきそうなので今回はここまで😝
続きが聞きたい方はリペイン工房にお越しくだされば足立のマニアックなお話を無償で提供しますよ😙