世界中の読者の皆様毎度おなじみ足立です😎
今回は塗り替え時期のお話をさせて頂きますね!
お客様と着工時期のお話になると話題に上るのが、施工時期は夏と冬のどちらが良いの?ということですが。。。ぶっちゃけていうとどちらでも良いというのが我々の答えになります。
夏は塗料の乾燥がもちろん早くて職人も乾燥と闘いながら焦っていたりもします😭
逆に冬は乾燥が遅く一日に一工程しか出来ないなんてこともざらですが。。。
夏に気を付けたい事は塗膜の熱膨れという現象が起きないように気を付けなければいけませんし、冬はブラッシング現象という艶が引いて艶消しになってしまったったり、表面が白ぼけてしまったりする症状に気を付けなければいけません。
熱膨れは主に水性塗料で起こりやすく例えば上塗りの1回目が乾燥したように見えていても芯まで乾いていなくて2回目を塗り重ねした際に1回目の上塗りに含まれる水分が塗膜を押し上げてしまい膨れる現象や塗膜の急激な乾燥により塗膜が膨れてしまうことも有ります。
ブラッシング現象は塗膜表面が急激に冷やされたり、夜露がかかったりすると起こる現象になります。岐阜という地域柄冬は14時ごろを過ぎると冷え込んできたり夜露が下りたりしますよね。
冬の屋根塗は上塗りをする際には夜露の乾いた10時ころ~14時までに終わらせるのが岐阜の塗装職人たちの鉄則になっていますね🙌
熱膨れは一過性の時もあれば、塗膜を剥離除去しないと治らない場合があります。
ブラッシング現象は表面を傷めているので耐候性に影響を与えるため艶引けが起こった場合は塗り直しが必要となります。
どちらの症状も季節柄起こり得る症状になるので夏の施工と冬の施工どちらが良いのかは一言では言えないのであります。
ただしそのような現象が起こる事を認識していない職人が多くいる事も事実あったりもするので、塗り替えをお願いする施工会社選びは慎重にしていただきたいと思います。
その様な知識を持ち合わせた職人が繊細な感覚で仕上げたとしても不具合(症状)が起こることも有りますから、施工中には施工会社の担当者や現地で作業をする職人さんとコミュニケーションを取りながら不安を取り除きつつ綺麗なお家に生まれ変わるのを楽しみに過ごして頂けたらと思いながら、今回はここまで🤗