皆様こんにちは!
塗装工事といえばやはり『色』です!
色決めは馴染みの住まいを新たな色に彩れるため、名残惜しい気持ちもありますが、ワクワクしますよね!
白だけでも200色と言われるように、塗装で使用できる色もたくさんあります。
種類が多いがゆえに迷ってしまうし、実際に塗ってみるまでどんな色になるのか想像しにくいため、
「思ったより明るかった」という話しも良く聞きます。
『この色を選んで良かった!』と思える塗装工事にするためには、色見本や事例、カラーシミュレーションをすることが大切です。
この記事では、「塗装工事で後悔しない色選び」の方法をお伝えします。
パンフレット
塗料メーカーのパンフレットは色見本が付いていることが多いです。
塗装業者が最初に訪問した際や、見積り提出時に塗料の説明として持参してきます。
メーカーの標準で選べる色や人気の色が載っています。
まずはこのパンフレットを見ながら、メーカーの特徴を知っておくと良いでしょう。
例えば、濃い色希望の場合は濃い色が多いかどうかや、メーカーによっては濃い色が使用できないこともあるため
パンフレットでラインナップの確認をすると良いでしょう。
色見本帳とは、一般社団法人日本塗料工業会が発行をしている見本帳で、600色以上が収録されています。
カタログの色見本の中に好みの色がなければ、色見本帳から色を選びましょう。
カラーシミュレーション
カラーシミュレーションも有効な色決めの手段です。
おしゃれな色、気になる色でも建物によって合う、合わないがあります。
好きな色、気になる色でも自身の家に色を当てはめると想像と全然違ったとか、
その逆で思っていたより合うなんて事も多々あります。
イメージがしやすいのがカラーシミュレーションの特徴です。
ただし、あくまでカラーシミュレーションは『仕上りイメージ』です。
カラーシミュレーションは塗装店の店舗に出向いて行ったり、メールやLINEで画像を送りあい決めていきます。
テレビの画面やパソコン、スマホの画面を見ながら色決めを進めていきます。
ここで注意が必要なのは、テレビもパソコンもスマホも、それぞれの画面の彩度と明度の値が異なるため
細かな色の違いが分かりにくかったり、見本と違って見えたりすることがあるので、過度の期待は禁物です。
大きいサイズの見本
パンフレットの色見本は小さく掲載されている事が多く、中々イメージするのが難しいです。
また、面積効果(同じ色でも面積の大きさによって色が明るく見えたり、暗く見えたりする現象)によって仕上りイメージに誤差が生まれます。
それが外壁全体となるとさらに誤差が出てしまいます。
誤差を極力無くすために、大きなサイズで見本を依頼して下さい。
また、見本を手にしたら、外壁の陽が良く当たる箇所、影になる箇所、晴れの日、曇りの日、夕方など
色んな時間、色んな角度から確認してみてください。
失敗しないための色決め方法
順序は上から順に
まずはパンフレットでこんな色があるんだー程度で大丈夫です。
その次はイメージをつけるためのカラーシミュレーション
最後に大きい色見本で最終確認をする。
という流れが理想です。
最終候補は3つぐらいに絞っておくのが理想です。
細かく塗装業者と打ち合わせをしたり、工事日にゆとりを持ちながら決めていけるより良いでしょう。
色の特徴や塗料の特徴などを聞きながら打ち合わせを進めて下さい。
皆様が理想と創造に近い外壁塗装ができますように!