暖冬の冬と言われてましたが、ここ岐阜も氷点下になったり、朝晩は本格的寒さを感じるようになってきました。
ネックウォーマーや厚手の靴下を履いて完全防寒で塗装作業をしています。
さて今回は、冬の塗装のメリット、デメリットについてお応えいたします。
冬に外壁塗装をし、きれいな状態で新年度を迎えたい!と考え方もいるでしょう。
では気温が下がる冬に外壁塗装工事をすることは可能なのでしょうか。
塗料はちゃんと乾燥するの?そもそも寒い時期に塗装できるの?
工事をしたいけどそんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、冬でも塗装は問題なくできます。
冬は外壁塗装にとって良い条件もあるので、冬であっても工事はできます。
メリット其の1
雨や台風などがなく、天候が安定している
冬は急激な天候の変化が少なく、曇りや晴天の日が多い季節。
天候が安定していることは外壁塗装にとって工程変更が少なく済み、スムーズに工事を進められる条件でもあります。
冬はその点からは外壁塗装に適した季節と言えるでしょう。
メリット其の2
湿度が低く、空気が乾燥している
冬は天候が安定し、雨が少ないため湿度が低く乾燥しています。
外壁塗装は塗装前のシーリングや下塗り、中塗り、上塗りと塗装をするたびに乾燥させる時間が必要になるため、湿度による乾燥、
塗料の硬化に適した時期と言えます。
メリット其の3
希望の工事期間で予約が取りやすい
寒い時期、暑い時期に塗装というのはマイナスに感じる方が多くいらっしゃいます。
そのため、夏、冬は春、秋に比べると希望する日から工事の予約が取りやすいメリットがあります。
デメリット其の1
作業時間が短い
冬は日照時間が短いという問題と、朝は霜、夜は夜露のことを考慮する必要があります。
朝は霜が乾くまで塗装工程には入れません。
他の季節よりも実質的な作業可能時間が限られ短くなってしまうことから工期が長くなってしまいます。
デメリット其の2
塗料の硬化に時間がかかる
先ほどメリットの方でも湿度が低いことから塗料の硬化は可能だと説明しました。
しかし、日射量が少ない、気温が低いという問題があることは確かです。その分、硬化に時間がかかってしまうことになります。
外壁塗装はどの季節であっても、メリット・デメリットはある
冬は外壁塗装工事がスムーズに行える条件がありますが、硬化にかかる時間や作業可能時間が短いというデメリットがあります。
冬に限らず、その季節ごとのメリットやデメリットはもちろんあります。
同じ材料でも、寒い時期や地域に合わせた冬仕様の材料もあったりします。
というように、どの季節でも塗装は可能です。
もちろん季節の特徴や急な天候不良にも対応できる熟練の塗装職人による施工が大前提にあります。
塗装工事の計画中の方、是非参考にしてみて下さい。