今回は外壁塗装のご契約から工事が始まるまでにすることを紹介します。
意外なトラブルや近隣住人への対応、一連の流れで知っておいた方が良いこと、注意しなければいけないことを紹介していきます。
屋根や外壁の塗装工事は、契約後すぐに工事が始まるわけではありません。
契約から工事が始まるまでには日にちが空きます。
それは、準備が必要だからです。
準備1 建物周りの整理
外壁塗装の際は必ずと言っていいほど足場を組みます。
足場は外壁を囲むように下から上へと組まれます。
建物周りに物が置いてあると、足場の土台の柱が設置できなかったり、場合によっては
足場が組めなかったりすることがあります。
足場の設置事前に工事担当者から荷物の移動をお願いすることがあります。
大きなものや重たいものは工事担当や職人と共に動かします。
準備2 色決め
色決めは屋根や外壁、雨樋や軒天などに塗る色を考えます。
工事が決まると、ご近所の家や通勤時に見る家の配色など、意識して見ることが多くなるかと思います。
好きな色と外壁に合う色は別です。
基本塗装しない窓枠や瓦屋根、玄関ドアの色との相性を考えながら決めていきます。
配色の難しさもありますが、仕上りをイメージしながらワクワクや楽しさもあります。
最初に何パターンか作成し、その中から気になる配色やご希望を聞きながら色を決めていきます。
ご来店いただき進めていったり、メールでシミュレーションのデータを送らせていただいたりと決め方は様々です。
2週間から3週間ぐらいで決まることがほとんどです。
立地にも寄りますが、ご近所の方へ工事の挨拶をします。
1週間前から前日にかけて工事の内容や工事期間の案内をします。
1件1件訪問案内をし、お留守のお宅には挨拶チラシを投函して知らせます。
事前の案内はトラブルの発生を防ぐことにもつながります。
作業車や足場トラックの駐車。
足場組みの際の作業音。
洗濯物の飛散防止。
最近ではかなり少ないですが塗料の臭いなど。
しっかりと誠意を持って挨拶、案内をすればほとんどの方が快く承諾してくれます。
最近では業者が挨拶周りをすることがほとんどですが、隣の方や近所で気難しそうな方に対しては業者と一緒に案内をしたり
事前にお客様自身で挨拶を済ませている事もあります。
準備4 洗濯物を干す場所の確保
塗装工事中は洗濯物を外に干すことはできません。家にサンルームや洗濯室がある場合は問題ありませんが、そうでなければ部屋干しできるスペースを確保する必要があります。部屋干しに使える場所がない場合、近くのコインランドリーを使用する手もあります。
このように、塗装工事は始まる前にする事前準備があります。
事前準備の期間をしっかりと設けるために、契約から工事が始まるまでに期間が空きます。
そろそろ外壁塗装かな?と考えたときに、こういった事前準備を知っておくとよりスムーズにより計画的に進めていけるかと思います!