塗料の種類によって、性能が維持できる期間が10年・15年・20年と違いがあります。
また、特殊な性能がある遮熱塗料や断熱塗料などの塗料もあります。
そんな塗料選びで、もっとも重要なポイントは『何年もたせたいか』です。
たとえば、あと10年住めたらいい家に20年もつ塗料を使う必要はありますか?
金額差も20~30万円ほど高くなります。
もちろん、この家に長く住むつもりなら、20年もついい塗料を使うとお得です。
たとえば、金額で「10年もつ塗料」と「20年もつ塗料」で比較すると
- 今、10年もつ塗料で100万円 + 10年後に同じ塗装工事で100万円 = 200万円(20年間)
- 20年もつ塗料で150万円(20年間)
同じ20年でも上記の差額だけで、50万円得することになります。
このように、家を長く持たせてたいなら、いい塗料を使って長持ちさせて、塗る回数を減らした方が得です。
最近は、2世帯住宅が多いですし、お子さんに家を譲られる方も増えています。
家族会議で、この家をどうするか、将来どうするのか、決めてから塗料を選んでもよいかと思います。
ちなみに、私のところは子供は大きくなったら、2階は使わないのでマンションに住みたいなと思っていますが、まだ未定です。